URAHARA9話感想
ちょっと悪の道に友達をそそのかしたら友達のほうが過激になっちゃってドン引きして目が覚めたみたいな、そんな話でした。
甘い3人組に涙のしょっぱさが加わってやっと桜餅が届けられた気分です。
URAHARA9話「ビターキャンディー」感想
世界観
アマツマラの効果
アマツマラはりとちゃんたちの創造力を現実へ反映させるものでした。自分を怪物にすることもその逆だってできます。
こうしてみると「スクーパーズになれば自分の姿は思いのまま」という言葉に近いように感じますね。
登場人物
須藤りと
半分がスクーパーズ化してしまい力が暴走しました。お菓子を食べると承認欲求が高くなるのでしょうか。というよりお菓子の効果がドラッグそのもの。夏服かわいい。
白子まり
バイト初日の服装かわいい。心からりとちゃんの絵を愛していることがわかって良かったです。きちんと謝れるところもいいところ。
綿紬ことこ
かわいい。あの蝶型デバイス?は昔から持っていたんですね。しかしことこちゃんの知識欲は分野を超えますね。
丸野みさ
かわいいんですな~。りとちゃんたちの様子や3人の啖呵に対して色々思うところがありそうです。
エビフリャー
本性を現してきたんですな。スクーパーズのペットだけあって、スクーパーズになることが良いことだと信じ込んでいそう。
感想
3人のなれそめ
走馬燈のように3人がどのようにして出会い、PARKを立ち上げたのかが語られました。
最初からずっと、りとちゃんは2人の憧れだったのですね。そしてりとちゃんも初めて褒めてくれた2人がとても好きでした。
PARKのロゴを作る時に「あの猫キャラはりとの物だから」と自然に言えるまりちゃんは最高です。今までそうやって3人はお互いを尊敬しあいながらやってきたんだろうなということがうかがえますね。
こわれてもまたなおせる
エビフリャーは力が暴走するりとちゃんを見て、壊しても創造力さえあればまた作り直せるから大丈夫と言っていました。
でもそれは友情も同じです。それぞれ自分の欲望しか見えず、お菓子をむさぼっていた3人。りとちゃんが自分の絵を壊そうとしているのを見てまりちゃん、ことこちゃんはやっと自分から友達へと目を向けます。そしてりとちゃんもまた、3人のロゴである猫を見て正気を取り戻せました。
自らの非を認め、それでも一緒にいたいと言えた3人の絆はより強固になったのでしょう。