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アニメ感想・考察ブログ

絶園のテンペスト16話感想

愛花ちゃんの亡霊化を早急にお願いします。

絶園のテンペスト16話「徘徊する亡霊」感想

 


冒頭は回想です。
花火を見に来た愛花ちゃんと吉野。
吉野もゲスなことを聞くものです。

現在は絶園の魔法使いの話題でもちきりでした。
葉風と吉野も街頭モニターでその様子を見守ります。
しかし葉風は吉野への恋心でいっぱいいっぱいでした。

仰々しい格好で現れた羽村
ああ、OPの仮面ライダーはこれだったんですか。
じゃあ平安風な格好の人は葉風だったりするのか?
それにしても仮面ライダー好きとしてはこの衣装、どうにも中途半端ですね。
もっとこう、シュッとした感じのがいいんですが。
あと触覚もうちょっと。

あっさり樹を消してみせた羽村に、ギャラリー騒然です。
これでまたネットにアップされたりして魔法使いの噂が広まるというわけですか。

葉風は鎖部の里へ帰ることにしました。
里に調査員が来たということと、自分の恋心をどうにかするために。
葉風の中で恋>世界となっているのがもう、かわいらしいですね。

里に帰ってきた2人。
葉風にとっては2年後の世界なわけですから、それはもう浦島太郎なわけです。
小さい子どもも元気なようでなによりです。
しかしそれは哲馬の、ひいては左門の作戦でした。

里には幽霊騒ぎが起こっていました。
普通に考えて調査員では?と考える葉風と吉野。
愛花ちゃんじゃないのか。
子どもたちには近寄らせないよう幽霊ということにしておいて、2人は目撃現場である神社へ向かいました。

縁側で言葉を交わす2人。
吉野は愛花ちゃんを想って空を見上げます。
愛する人であったなら幽霊でもいいから会いたい、という気持ちはよくわかります。
吉野は相変わらず愛花ちゃんのことしか考えていません。
ここでハムレットを引用して幽霊の見える/見えないを論議する2人。
久々にハムレットですね。
この見る/見ないっていうのはシェイクスピアで大きな意味を持っている…とどこかで学んだような気がするんですが忘れちゃいました。
思い出したら追記します。
不条理小説の見る/見ないとごちゃごちゃになってしまったのか。

のほほんとしていたら、里の子どもが1人いなくなってしまいました。
吊り橋も壊され、神社炎上。
調査員が子どもを人質にとっていたのでした。
しかしうかつに魔法を使うことはできません。
そこで吉野が体を張って助けにいきました。
傍観の哲馬たち。
今回は左門が出ないせいか、夏村がよくしゃべっていました。
それにしても『テンペスト』はそんなにマイナーなんでしょうか…。

兄を亡くした少女の気持ちを慮った吉野。
なんとか少女を助けますが、絶体絶命。
そこを葉風が魔法で助けてしまいました。
うーん、山本さんの考えはあまりに穿ったものじゃないかと思うんですが…。
どうなんでしょう。
少なくとも吉野に全て計画通りだという意識はなさそうです。

鎖部一族はみんな悩むとぐんにゃり空間を作り出せるのか気になるところです。