プリンセス・プリンシパル7話感想
裏で動いている任務は相変わらず血の匂いですが、表向きは洗剤の匂いがするのんびり回でした。
プリンセスもだんだんとその性格を見せ、ただのお飾りではなくなってきています。
Princess Principal7話「case16 Loudly Laundry」感想
世界観
時系列は以下。
case1(2話) チェンジリング任務・プリンセスが仲間に
case2(3話) 紙幣の原盤取り戻す任務・ベアトが心を許す
case7(5話) ちせ加入・堀河公と知り合う
case9(4話) ケイバーライト試作品奪取・チーム名決定
case13(1話) エリック亡命任務
case16(7話) 毒ガスジャック事件解決任務
case18(6話) 暗号表入手任務・ドロシーの父死亡
任務
毒ガスジャック事件の犯人を探し出す
(成り行きでランドリーを立て直す)
登場人物
アンジェ(アリス)
演技力◎。彼女のカバーはいつも合理的で任務に最適なのです。でもその任務に対する忠実さが周りに突飛な行動としてしか映っていないのがなんとも。
今回は姫様の護衛に終始していました。
ベアトリス(ベッキー)
この子すごい。機械における専門性はスパイに引けを取りません。なんだかんだお父さんと一緒で機械すきなの、かわいいですよねえ。
ちせ(ちえこ)
考えてみれば英国で日本人のちせちゃんってすごくスパイしづらいですよね。いやでも目立ってしまいます。
彼女の戦闘技術をもってすればそんな弱点は弱点にならないのかもしれませんが。
ドロシー(ドロテア)
相変わらずのお色気担当。彼女は本当の姉御肌というか、面倒見がいいですよね。
しかし最近運転士役になっていないでしょうか。
感想
貧困女子のおかげでプリンセス潜入成功
プリンセスが堂々と顔出ししても正体がバレなかったのは、ランドリーで働く子たちが貧民だったからでしょう。それほど情報技術が発達しているようには思えないので、きっと新聞を買うお金がない彼女らにはプリンセスの顔を知る機会すらありません。また、プリンセスも継承権第4位であり、学生です。あまりメディアに露出していないのかも。
そういうわけで、新生ランドリーがうまく軌道に乗って、彼女らが金銭の余裕を持てた時が楽しみです。もしかしたら、「あれ、私たちの前社長って…」となるかもしれませんね。
ジュネーブ条約
今回の事件で使われていた毒ガスは、「ジュネーブ条約で禁止となった」そうです。
つまりジュネーブ条約が結ばれた世界なのですね。ジュネーブ条約と呼ばれるものは複数あるのですが、ここでは1925年に結ばれたジュネーブ議定書を指すのでしょう。
プリンセスはお金持ち?
初めてプリンセスが金持ちらしい行動に出た…と思ったら、彼女が使えるお金はそう多くないとのこと。それでも会社をひとつ買収できるのでお金持ちの子女くらいのお小遣いはあるのでしょう。
戦闘はプロの仕事
プリンセスはプリンセスで、スパイらしく戦闘もこなそうとがんばっています。でも一貫して戦わせないというのはすばらしいと思います。スパイという、死と隣り合わせの仕事だからこそ素人が戦ってもいたずらに命を落とすだけでしょう。